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子供が読め読めうるさいので、結局、ディグレイマンを12巻まで読んでしまった。まあ、十分におもしろいし、絵柄も最近のってみんなこうだなぁとか思いながらも別に悪くもない。
だが、ごたぶんにもれないジャンプ漫画の王道を行っているので、読んでてなんだか物悲しさも漂ってくる。
この先きっと、死んだはずの連中はみんな裏道だか魔法だかの力で結局帰ってこられるだろうし、ある程度までかたがついたら、もっと強力な敵がやってきて(この感じだと外宇宙あたりからサタンとかとか)ノアの一族と仲良くタッグを組んで戦ったりとかになるんだろうなぁとか、そういったことだ。
いや、そういうのを軽々とかどうかはともかく強引にねじ伏せてしまう凄い作家も稀にはいるわけだが、この作家はそこまでの腕力はなさそうだし(画に頼ってる部分も大きい)、こんな調子で読者に飽きられる(というよりも、中核の読者が卒業するまでってことなんだろう。より若い子はその時点の同じ程度の作家に捕まるだろうから)まで、えんえんと戦い続けてなんだか良くわからないままに尻つぼみになって消えてしまうんだろうなぁとか、予見できてしまうからだ。
でも、作家はそれで収益を上げられるから良いんだろうけど、作品と読者(まだジャンプパターンを知らない)が不幸だよなぁとか思わずにはいられないわけで、そのあたりを考えると、ジャンプ漫画のほとんど(いや、稀には特別な作家が入ることがあるわけだけど)は、連載が終わって(と、限定する必要もないような)しばらくしたらキャラクタや世界についての2次創作についてはパブリックドメイン化したほうが良いんじゃないかとか思わずにはいられない。
ジェズイットを見習え |
ドラゴンボールのハリウッド映画化にはそんな事情が、とかとか。
キャラクタや世界についてはもとより著作権は存在しませんよ。なので、原作者の著作権に一切触れない二次創作小説を書くことは可能です。ただ、キャラクタの絵柄については回避が難しいので、二次創作マンガは別に許可してほしいですねぇ。
>キャラクタの絵柄<br>や、これが重要ですよね。そこらあたりが、小説とは違うとこかな、とか(まあ、飽きられて終わるのだと考えりゃいいんだけど、1000万部突破で12巻とか考えると80万人がこれ読んでるんだよな、とかその数の多さについてちょっと複雑な思いを持っただけです)。<br>多分、途中から突然主役が、「がんばる」とか「なかまのため」とか言い出したので(連載の長期化が確定したんだろうな、とか見えるわけじゃん、ジャンプ漫画の場合)、なんだかなぁと。
僕は、ディグレイマンを見ると何故か Malice Mizerというバンドが頭に浮かんできます。コスチュームがにてるからかなあ。<br><br>http://www.youtube.com/watch?v=8DcG9mec-BA
ああ、確かに。実際3巻目くらいまではゴシッキー(3巻の最後に出てくる女の子の目とか完全にあっち系)で好きなんだけど、途中から少年マンガっぽくなったり(制服まで変わったりして)なんか、やっぱり物悲しい。
D灰、最高齊齊
よしよし