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団さんの『はじめてのRubyプログラミング』を頂いた。CDにASR(パッケージのほう)を収録しているからだ(sudo機能の実装が間に合わなくてすみません)。実は、編集の方と多分経由して団さんにもお願いして、こっそり1.9.0-1も入れてもらってある(はずだけど、今はAir使ってるからCDの確認はできない)。
TECHNICAL MASTERはじめてのRubyプログラミング(山本 団)
実際に読む前は、るびまに連載されていた『Ruby ではじめるプログラミング』の加筆修正版かと思っていたけど、もっと丁寧に、初心者向け(と書きながら、どうもこの「初心者」という概念がわからないおれがいるのだが)になっていた。
つまり、『はじめてのRubyプログラミング』という題だけど、『はじめてのプログラミング(Ruby編)』だな。人によるとは思うけど。
で、数値演算とか変数とかを順に説明していって、ERB経由(これがこの本の一番の特徴だと思う)でHTML生成プログラム(ブログシステムと銘打っているけど、この時点ではサーバーがあるわけではない)になって、最後にはRails(2.0)とSQLite3を使ってブログシステムの完成。こう来るわけか。Railsが出てくるとは思わなかったが、それもありだろうな。
というわけで、以前のゲーム本のときとは違って、テキスト処理がメインなので、より正攻法な印象を受けた。というか、題から、ゲーム本は『はじめてのゲームプログラミング(Ruby編)』だから、ゴールが違うね。
Rubyではじめるゲームプログラミング―人気の国産言語で、誰でも簡単にゲームが作れる! (I・O BOOKS)(山本 団)
気づいたタイポ:
P.300「ブログシステムを作成し見ましょう」→「作成してみましょう」
10日でおぼえる Ruby on Rails入門教室(arton)
こちらもよろしく。プログラミングの初心者は対象ではないから、『はじめてのRubyプログラミング』と併せて買えばばっちりです。
ジェズイットを見習え |
ご紹介とタイポのご指摘ありがとうございます。
こちらこそ、献本ありがとうございました。