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ラジオを聴いてたら、映画でお馴染みのニューヨーク、夜の街、道端から湧きだす白い蒸気の正体は? とやっていた。四人のニューヨーカーは惜しい一人を含めて全員間違い。
下水道の水は0度より高いからだろうとか、聴きながら考えたが、典型的な誤答。
惜しい人がパイプとかダウンタウンとか言ってて意味がさっぱりわからなかったのだが、住民サービスとして19世紀に、イーストリバーの水を引き込んで沸かし、地下パイプで蒸気を各建物へ供給するヒーティングシステムを構築したのが、現在も運用されているそうだ。で割れ目だらけの道路から染み込んでパイプの回りにたまっている雨水(rain water)が熱せられて湯気が道路から沸き立つ、ということらしい。
パイプから洩れてるわけじゃなくて、あのハイヒールの宿敵の割れ目だらけの道路が犯人、とラジオのおしゃべりは続く。
それにしても、地下のスティームパイプ、かっこいい。
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