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で、角田喜久雄を読み終わって、柴田錬三郎。
最初は虎徹を打った名匠の話。というか、虎徹が号なのかな。
もおもしろいが、三浦じゅりあんの数奇な生涯(っていうか、生涯たった2回で天国と地獄の両方を知るという発想がおもしろい)がなかなかの印象。
特に、最後のほうにおさめられている刀工から彫刻家経由で暴れまくる男の一生が文句抜きにおもしろい。
どうでもよいが、マゲものを読みまくっていると、そのうちドンキホーテのような精神状態になってくるので、そろそろ現代ものへ移行すべきか。
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