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東京バレエ団のくるみ割り人形を観に上野。
夏の眠れる森の美女に引き続きコジョカルとコボーのコンビ。今回のほうが良かったかな。曲のせいかコボーが妙に伸び伸びと踊っている感じで気持ちが良かった。
曲は相当手を入れて短縮していたが、おかげで雪の精のところがまったく退屈しなかった。東京バレエ団のコールドバレエは、全体の動きの構成がうまいのだと思うが、観ていてダイナミックで楽しい。最後のコジョカルとコボーが踊った後の群舞とかどれだけ見劣りするかといえばまったくそんなこともなく、きれいに決まったし。
スペインは出だしで管がしくじってどうなるかと思ったが踊りはきれいに揃っていてうまいものだった(うまくて当然とは言えるけど)。それに対してアラビアは前半動きが妙にずれていて気持ち悪かった。最初は女性が遅れるのかと思ったが、どうも男が早すぎるようだ。トレパークはいきいきと楽しく、中国はぴょんぴょこ。フランスが息が合っていて良い感じ。
金平糖の踊りが妙な振り付けで最初は着地に失敗しているのかと思ったが、そういう振り付けとわかればそれはそれでおもしろい。
それにしてもチャイコフスキーはいいなあ。
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