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正月前に妻がレンタルマンガで、宇宙兄弟を借りまくって読んでいたので、おれも読んだ。
おもしろい。最初はぐだぐだしていたが、選抜試験が始まると微妙に日常的なようでいて、全然違う世界があるし、それぞれの登場人物の背景やらそれから生じる行動と、他人との関係性の移り変わりとかが、極端な形で出てくるからだろう。
で、妻は、よほどおもしろかったのか、NHKのドキュメンタリー番組の書籍版を図書館で借りてきた。で、おれも読み始める。
やはりおもしろい。
ドキュメント 宇宙飛行士選抜試験 (光文社新書)(大鐘 良一)
むしろ、ノンフィクションなだけにおもしろさはより大きいかも知れない。
もっとも宇宙飛行士の就職試験+訓練ものという意味で先鞭をつけたのは途中で切られてしまったとは言え、やはり度胸星だよな。
ただ、よくよく考えてみると宇宙飛行士という職業が特殊(というよりも門戸が狭いというべきか)だからおもしろいのではなく、就職試験そのものが、それだけでおもしろいジャンルなんじゃないかという気もしてくる。(いや、おれが知らないだけで、ビジネスジャンプとかには、内定野郎一番星とか商社を狙えとかフリーター就職するとか外資狩りとかいった人気マンガがあるのかも知れないけど)
ジェズイットを見習え |
ドラゴン桜の人の『銀のアンカー』とか……>就職ネタの漫画<br>日本のふつうの就活の話でつまらなかったですが。
確かに普通に書いたらつまらなそうですねぇ
「度胸星」ってなんか中途半端な終わり方したなーと思ったけど、あれ、打ち切りだったんですね。
なんか、誌面刷新の一環として打ち切りになったと話題になっていましたね。ただテセラックをどう扱うかで困ったんじゃないかなぁという気もします。