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ノートコンピュータが壊れたので新しいのを発注した。
すると、その日の午後に電話がかかってきた。クレジット会社から拒否された。
そんなバカなと思うが、とは言え管理が甘いところから漏れた可能性はあるからとりあえず注文は保留してもらって、クレジット会社に問い合わせの電話を入れた。
すると、信用問題ではなく、セキュリティーコードのエラーだと言われた。管理がちゃんとしているのは良いことだ。
が、これでこの会社のカードを使うことはなくなったな。というのは思い当たることがあるからだ。
発注フォームに記入するとき、8か5か3か6か9か判別しにくかったからだ。で結局、おれの目は正しく判別できなかったのだろう。
このカード会社のセキュリティーコードは、模様がついた地の上にわざと潰れた字体で印刷してある。エンボス加工してないのは正しいのだから、視認性を低くしているのはそういうポリシーなのだろう。
でもこれはバカだ。セキュリティーコードはカードホルダーを識別するための機能なのだから、正当な持ち主だろうが、拾った野郎だろうが、カードを手にしているものは誰にでも識別できる必要がある。
おれはそこでUCのカードを取り出して裏を見る。セキュリティーコードは別に貼った白い地に明確な字体で印刷されている。正しい。
これでおれは、普段使いのカードをUCに変えることになったのだ。
だいたいにおいて、現在の重要な個人マーケットが中高年だというのは自明なのだから、これら、おれを含む老眼のユーザーを意識していないカスは淘汰されて当然のことだ。
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