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参加。スタッフのみなさん、参加者のみなさん、お疲れ様でした。
例によって(2回目だと思うが)、最後は酔っ払い大集合のぐだぐだなLT大会という雰囲気になるのだが、印象に残ったのは
・匿さんのDをffiで呼ぶやつ。内容にはそれほど興味は持たなかったがLTとしてえらくおもしろかった。
・高井さんの2回目のやつ。いきなり自由はどこへ行った? と問題提起しまくって、一体、この男は何を言い出すのかと思うと、くにゃくにゃしながら、クックパッドでの仕事の話を始めた。態度はくにゃくにゃしているが、内容はえらくきっちりと骨組みが通っている。
著作権(のうち著作人格権ってやつのことだと思うが)は日本の法律では作ったやつにこびりついてどうやっても剥がれないことになっているのだが、法人格のほうへ自動的に移転するやつがある。つまり業務上の著作物だ。で?
高井さんがやったことは仕事で作ったもの(仕事時間中ということかな)の一部を法人格ではなく、作者個人の著作物とすることで、ソースコードを自由にするように規程を作ったことらしい(うむ、ちょっと記憶があやふやだ)。……これはもしかすると、80:20ルールよりももっと先を進んでいるんじゃないか? という気がする。
・角谷さんのRubyKaigi2013のやつ。でもおもしろかったのは、2013のほうじゃなくて、アジャイルサムライのジェダイサムライのやつだった。
アジャイルサムライ−達人開発者への道−(Jonathan Rasmusson)
後になって、これ書いたジョナサンという男がトロンレガシーフリークで、パートナーと映画館に観に行ってあまりに感激しているのでパートナーがあきれ果てたとかいったエピソードを聞かされたが、トロンレガシー(ふーむ、まさか自分が20代のころ、おーワイアーフレームじゃなくてちゃんと面があると驚嘆したものに今頃感動するやつがいるとは)に何を観たんだろうかなぁ。(全然、TokyuRuby会議関係ないな)
・高橋さんと山根さんのワンチップマイコンでmrubyを動かすやつ
数100KB前提のシステムに、数MBのmrubyを動かすために、名前表をハッシュテーブルから配列に変えた(絵に書いたような時間効率vs空間効率の話だ)とか。
・McMahonさんの英語でコミットログを書こうというやつ
1行目はメールのサブジェクトと同じ。末尾の「.」は不要。命令型で書く(edしない)。例:不要メソッドの削除→remove unused method (しまった、大文字小文字のところは忘れた)。
参考:githubでrailsのコミットメッセージを読むべし。
その他:
大場さんからスタートアップRubyを頂いたので、お礼を言う。
まだぱらぱら全体を眺めただけだが、これまでに無いタイプのRubyの本で、意表を突かれる。つまり、この本は技術書というよりも文化書なのだ。UNIXカーネルの設計じゃなくてLife with UNIXのほう。
ついに、こういう切り口の本が出るようになったのか(つまり、この本は技術評論社から出ているし、横書きだが、細長い縦書きの本でも通用する本ということだ……と書いてみると、対象読者によってはネガティブなインパクトになるかなぁとちょっと気になったが、ネガティブな意味ではない)というのが感慨深い。
で、なぜこういうタイプの本になった経緯とか(大場さん――監修のほうの――が路線を決めたとか)聞いたり。
その他、かずひこさんからニースリール(南仏へ行くより車でベルギー-オランダへ行くほうが近いとか)での生活を聞いたり、成瀬さんと笹田さんから、2.0で何が変わるか早わかりを教えてもらったり(キーワード引数、スクリプトのデフォルトエンコーディングがUTF-8、VM一新ただしユーザーランド(ということになるんじゃないかなぁ、Rubyレベルのところ)ではわからないはず、というのがどうも一番の違いらしい)。
ジェズイットを見習え |
ニース(南フランス)じゃなくてリール(北フランス)です!
しまった。イーウの印象で知っている名前を当てはめてしまった。