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日々の破片

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2013-04-28

_ mrubyで死ぬ

C++からmrubyのライブラリを呼ぶのは、evalとかdefine_*とかについては問題ない。

しかし、独自のirbもどき(というか、parserを使うもの)を作ろうとすると、死ぬ。

というのは、mruby/compile.hの中の構造体には、mrb_boolを使っているものがあるからだ。

それの何が問題か?

mrb_boolは、mrbconf.hで以下のように定義されている。

# ifdef __cplusplus
typedef bool mrb_bool;
# else
typedef unsigned int mrb_bool;
# endif

これがまずいC++処理系がある。

というのは、C++のsizeof(bool)は未定義なのだ。(記憶違いとか、情報が古い可能性があるので、修正歓迎)

もし、Cでライブラリを生成すると、構造体には4バイトのフィールドが確保される。しかし、C++のプログラムがヘッダのみを参照すると、たまたまその処理系のsizeof(bool)が4でなければ、以降がずれる。

で、VC++ではsizeof(bool) == 1なのでずれたのだった。というか、見つけるまでえらく時間を潰した。

CとC++で共有したいヘッダでは、boolは使わないか古臭い方法だが#define BOOL unsigned intしたほうが良いかもね(だが、別解もある。C++でライブラリを作れば良いのだ)。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]
_ もなか (2013-04-29 09:12)

# ifdef __cplusplus<br>- typedef bool mrb_bool;<br>+ typedef unsigned int mrb_bool;<br># else<br>で良いかもしれません.

_ まつもと (2013-04-29 09:24)

いつも unsigned int を使うようにしました。

_ arton (2013-04-29 09:35)

どうもありがとうございます。サイズ重視でどちらもunsigned charかなぁと、なんとなく予想してたけど、外れちゃいました。


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