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トイレ砂を3種類ほど試したのでメモ。
最初に、次のトイレと砂を購入。
トイレは何も考えずに、家の近所のスーパーで一番安かったので買った。良い点:安い。洗うのは簡単(だけど、砂の入れ替え時しか丸洗いとかできないよね)。悪い点:機能性が無い。
子猫っぽかったときは何も言わずに使ってくれたので良いトイレだと思うが(入りやすいとか、砂が入っていることが見えるとかの、視点の関係も良いのだろう)、成長すると浅いからか、砂が飛び散る(ただし砂が原因の可能性も高い)。
同じく安かったので買った。匂いがあまり出ない(これは不思議なのだが、大便の回りにまとわりつくだけで消臭効果を発揮するのだな)、尿はきれいに固まるとか、スタンダードっぽい。
良い点:尿の固まりをトイレ付属のシャベルですくった後、軽くゆすると、使われていない砂は簡単に振える。飛び散りにくいかも知れない(他の砂へ変える都度飛び散る量が増えたのだが、それは猫が成長したからだと思っていた。でも、この砂は砂自身に重さがあるので飛び散りにくいかも知れない)
悪い点:使っているうちに粉末化してくる(おそらく尿を固めた部分のうち取り切れなかったものが、そうなるのだと思う。が、これはすべての砂について言えると思う)。
というわけで、悪くなかったのだが、しばらく使っているうちに不満点が出て来た。
ビニールにくるんで、ゴミ箱に捨てていたのだが、いくらビニールにくるんでいても匂いが出てくる。可燃物の収集日は週に2日なので、結構辛い(2匹だから出る量も倍だし)。普通にゴミ箱に捨てると猫がいじくるのでゴミ箱の上に重しを乗せて蓋代わりにしたが、匂いまでは止められない。
というわけで、最初は蓋付きのゴミ箱を購入。
Galva Square Dust Box [3L/ピンク](-)
これは良い。が、蓋を開けるととんでもない異臭が漂い出すことになってしまった。ある程度はがまんするにしても、もっと根本的に見直す必要があるぞと気づいた。
そもそも、排せつ物を流すために水洗トイレがあるのだから、猫の排せつ物も同様に扱えれば良いのではなかろうか? 問題は、砂なのだから……水洗トイレへ廃棄可能な砂もあるのではないか? と気づいた。
で、子供が近所のスーパーのペット売り場の人に聞いて購入してきたのが豆腐(といわずにオカラと言っているし、それが正しいのだろうけど、匂いはどうやっても豆腐)の砂。
これは相当良いものだった。豆腐の匂いも悪くない。猫も気に入ってぽりぽり食べる(トイレと認識しなくなるのではないかとびびったが、2~3日したら食べるのはやめた)のはちょっとひいたが、流せるのが良い。
吸臭性も悪くなく糞の回りにつくと匂いを結構吸い取る。ただ、尿を固める能力はちょっと甘くて、掃除は大変になった(複数の砂が凝固せずにふやけた状態でとどまっているので取り除く必要がある、というか最初の砂でも同じことだったのだろうとは思うが、こちらのほうが粒が大きいのでふやけたハグレ砂が目立つ。しかし、留守をしていたあとに取り除こうとしても、混じってしまってどれがそうなのかわからなくなるのが問題)。
で、この取り損なったハグレ砂が、猫がトイレを使うたびにかき混ぜられて粉になり、悪臭を漂わせることになった(おそらく上に粒状の砂が残っているからだろうが、トイレから離れると匂わない。しかし掃除のためにトイレの上に屈みこむとアンモニア臭が相当来る)。
しょうがないので、別のやつを試した。
ここまで、鉱物、豆腐と来たので、今度は木にしてみた。
これは最初、閉口した。風呂の入浴剤のような人工的なヒノキの匂いがしまくるからだ。おれは何が嫌いといって人工的な自然物の匂いが嫌いなのだ。これなら豆腐にしみこんだ尿臭のほうがましだ。が、しばらくたつと慣れてしまったのか、きつい匂いは発散してしまったのか、それほど気にならなくなった。
驚いたのは、粒が大きいことと、猫が成長したこと、トイレの縁が低めなことの3重効果で、すさまじく砂が飛び散ることだった。それは、補充する回数を調整して少しずつ減らして対処(豆腐のときより少ない量にしたわけだ)。ただ、粒がでかいので掃除(トースト用の卓上ほうきと塵取りセットを用意してある)は楽だということと、猫の足の裏にはつかないのか、遠くにいきなり落ちているということはなくなったので、差し引きはプラス。
糞臭は同じく取り除かれる。固まり具合は豆腐よりは強いが、それでもハグレ砂は出てくる。ただ、色が変わるのでわかりやすい。後、微妙なところだが、粒が大きいので救ったあとのトイレ付属のシャベルの篩では余計な砂が取り除けないので、常に余計に捨てることになり、結果的にハグレ砂が出にくくなった。
というわけで、ひとまず木のやつを利用することにした。
でも、やはり匂いは好きではないので、しばらくしたら、豆腐に戻る可能性はある。
というのがメインのトイレの状況。
それとは別に、猫の保護者から教えてもらったシステムトイレというのを2台目として購入した。
システムトイレは、鳥籠のように底が引き出し式になっていて、底には吸収性マットを敷き、それが尿を吸うので取り換えられるようになっている。大便は砂と一緒に上に溜まるのでシャベルで除去。
最初に買ったトイレとの一番の差は尿の掃除が1週間に1度とかに激減することにある。
で、イオンに行って調べたが、システムトイレは、花王かユニチャームかアイリスオーヤマというところあたりが出していた。
重要なのは底に敷く吸収性マットの出来不出来なのだろうから、生理ナプキンのユニチャームか、紙オムツの花王か、ということだろう(という他の製品の技術流用を想定したので、メガネの印象しかないアイリスオーヤマは脱落)。で、なんとなく花王は好きになれないので、ユニチャームを選択した。
デオトイレ 1週間消臭・抗菌デオトイレ フード付き本体セット (アイボリー)(-)
とりあえず元のトイレの掃除はそれほど困っていないので、システムトイレはリビングに置くことした。こちらは人間が飯を食うところでもあるから、砂が飛び散らないようにフードが付いたのを選択した。
で、置くと不思議なことにすぐに猫はそれがトイレだと認識するのが、おもしろい。確かにこれは便利だし、人間が猫の世話(尿の始末)にさかれる時間が激減するので、最初に買ったトイレもシステムトイレにしようかなぁと迷う。
B00C185YKU
10枚(1匹1週間が目安ということは2匹なら3~4日で、可燃ゴミの収集日に合わせれば良いのだろう)で1000円強なので、コスト的には砂(7リットルあると1ヵ月はもつ)が月あたり600円くらいに対して、やはり600円くらいということで、それほど差は無い。
デオトイレ 1週間消臭・抗菌 飛び散らない消臭・抗菌サンド 4L(-)
しかし、大便用の砂がトイレに流せない。システムトイレの性格上、トイレ砂には可溶性が無いからだ(尿を網目から落として底に敷いたシートへ染み込ませる仕組みだから、砂そのものは溶かせない)。
ゴミ箱の中のネコの大便と3~4日過ごすか、小便の始末を楽にするかという問題である。でも大便と過ごすのがいやで流せる砂をいろいろ試したのだから、結論は決まっているのであった。
で、結局、最初の配置(メインは普通のトイレ、リビング(それほど利用しない)にシステムトイレ)とした。ほぼ大便はメインのトイレでするのでこれで良いのだ。
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以前、テレビで水洗トイレにまたがって用を足す猫をみたことがあります。指導すればできるようになる、と説明していたような気がしますが本当かな?
人が見ていれば芸のうちだとおもいますが、帰宅したらトイレに沈んでる恐怖がありますねぇ。