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妻が、その昔に買ってきたジャミーラ高橋のアラブ料理の本の中で特に興味を惹かれたのがプルーンタジン(プルーンを使ったタジン料理)で、子供がプルーンを嫌がるとか、当然タジン鍋が無いとか、いろいろあって、いつの間にかおれさまタジン料理を作るようになってしまったが、これが滅法美味しい。
最近、親に食べさせたところ、元のレシピが見たいというので、ジャミーラ本の該当ページをコピーするので読み直したら全然異なるものになっていて驚いた。
まず煮込む時間がおれのは10分未満なのに、こちらはコトコト煮ることになっている。
でもまあ、美味しいのはどうしようもないので、一応おれさまタジン料理のレシピを記録しておくことにする。
まず、鍋にははるか以前に自分で炊事するときに購入した吉岡鍋の上蓋と内蓋を使っている。要は蓋の重みで蒸気が逃げにくいことと、鍋内の空間を小さくすることがタジン鍋の代わりになると考えたからだ。
北陸アルミ 両手鍋 21cm IH対応 軽量 HAMON しろがね セラミック加工 日本製 A-2033(-)
(今や北陸アルミは吉岡鍋そのものは作っていないみたいで、内側がセラミック加工されていたりするようだが、おれが持っているのはかってのMBP13のように全部アルミのやつだ。ステンレス鍋メーカーからのアルツハイマー病アルミ原因説とかで叩かれまくったので変えたのかな? 内蓋も付属していないようだが……)
・材料: ラム 200gくらい(多くても可)、玉ねぎ、トマト(オプション)、ピーマン(オプション)、ジャガイモ(オプション)、ニンジン(オプション)、干しブドウ(ラム酒に漬けていないプレーンな奴)、木の実(塩味なしで乾煎りしたいろんな種類が入っているやつが良い。アーモンドとカシューナッツが入っているべきで、あとは何が入っていても良い)、シナモンとナツメグたくさん、オリーブオイル
・ラム(マトンでも良いのだが、何しろ普通のスーパーではラムしか売っていないのでラム)を200gくらい買ってくる。骨のない、モモ肉あたりが良い。
・ラムを一口大に切る
・シナモンとナツメッグをこれでもかと振りかけて、あえる(適当に転がすくらいだが)。今はやたらとシナモン多めの五香粉があまっているので、それを使っている。
(あまりにシナモンが強くて、全然(イメージする)中華っぽくない不思議な五香紛なので、永遠に品切れとなったのではないか?)
・30分くらい置いておく(液体に漬けるのではないので意味ないと思わなくもないが、常温に戻すという意味はあるかも)
・玉ねぎ1個をみじん切りする(必須)。人参を一口大に切る(なければ入れない)。ピーマン1~2個を適当にそぎ切りする(あったほうが良い)。ジャガイモを一口大に切る(あったほうが良い)。果物で悪くなりかけているのがあれば入れても良い。トマト1個を適当に切る(なくても良いし、最後に握り潰して入れても良い。冬になると握り潰すのは冷たいので、包丁で切ってしまう)。
・吉岡鍋の上蓋を熱してオリーブオイルを入れて熱する
・玉ねぎを炒める
・色が変わったくらいでジャガイモを炒める(⇒人参を炒める、玉ねぎ以外は火が通りにくい順に入れる)
・ラムを全部入れて炒める。表面が白くなるくらいまで(どうせ煮るし、一口大なのですぐに火が通るので適当で良い)炒めたら、というよりも、最初に入れた野菜にもシナモンとかがくっついたら
・トマトとピーマン、干しブドウを入れる。
・水200ccくらい(いつも目分量で適当に入れるので実際には150ccくらい)を入れる。
・木の実を入れて蓋をする
・OK Google タイマー10分
・(一休み)
・OK Google あと何分? (2分を切ったら、蓋を開けて様子を見て、ジャガイモに菜箸が通る程度になっていたらやめる)
・器に盛る。できあがり
もし、鹹味が欲しければ塩を適当に振る。面倒なのでおれは塩は振らない。
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