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学問研究の成果を素人に読めるかたちで発表するという新書かくあるべしの見本みたいな本だった。
なるほど、「ふつう」を知らなければ記録に値する歴史をそもそも理解できるわけもない。
とういか、2000年前の竹簡だの木簡だの(に加えて出土品)から当時の日常生活が浮かび上がってくるというのは、中国うらやましい。文書を保存する国はいいなぁ(日本も江戸時代あたりになると畳奉行の日記とか出てくるし、万葉集も庶民らしき歌が収録されているからそのあたりまではどうにか遡れるわけだが、もちろん神武天皇のDNAとかはわかるわけもなく)
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