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東急ブンカムラは整理券を配るから早めに行かざるを得ない。
すると待ち時間ができる。
したがって、本を持ってくことになる。厚いのはいやだがスタックにある文庫はソウヤーだからホミニッドを持ってった。
が……強烈な一種のネタバレを先に読んじゃったもんだから、妙に実感があっておもしろいのなんのって結局読み終わってヒューマンにそのまま突入。ちょっとまずいので中断したが。
確かに、サザンクロスシティの無法者がそのまんまその外見をもっと強烈にして、しかし中身が例のアレだ。まさに文字通り。
「天国というのは、わたしたちが死語も存在しつづけることになっている場所」
「それは撞着語法です」
っていうよりも、ヒューマンのこの部分が端的だな。
「ご存じでしょうが、グリクシンのひとりがボディット特使を殺そうとして、わたしにも発砲したんです」
「ああ、それは聞いた。だが、ふたりとも生きのびたのだろ?」
…(略)…
「とにかく、グーサなら、グリクシンが使っている物体発射式の武器から身を守る手段を考えつくはずだ。…(略)…球形エミッタが必要だな。そいつを帽子のなかにでも組み込めばいい。ささいな問題だ」トゥカナに顔をむける。「これがきみの要件なのか? だったら、きみのかわりにグーサに連絡をとって、わしは日々の生活にもどるが」
というわけで、技術的な対処方法がとれるなら「ささいな問題だ」。これはいいな。
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