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UPSって早いのな。というわけで、もうマンハッタン ポーテージのバッグが届いたのだが、about usページを見ると、パチモノとしてマンハッタン パッセージとキャンプ ニューヨークという会社が晒されている。
で、マンハッタンパッセージって、そういえばどんなバッグを買おうか調べてるとき見かけたなぁと思って、見直してみたら、確かに同じ名前の会社だ。ロゴは変えたみたいだが、名前は同じ。どうもいろいろなところで書かれたものを見ていくと、確かにパチモノ出身みたいだが、継続は力なりで、かつきちんと仕事をしていたおかげで、今ではそれなりに立派な仕事をする会社として扱われているようだ(単価はむしろ上の商品が多いように見える)。(う、AARNってこの会社の製品なのか)
ファイブフォックス(シズ)みたいだな(偶然かも知れないけど、おれにはギャルソンのパチモノに見えたのだった)。
バンドでもあるなぁ。コピーバンドとか言われていたのが、いつの間にか、第一人者みたくなるとか(でも思いつかないから、間違いかも。でも、元々ストーンズはビートルズのレコード会社製のパチモノだったんじゃなかったっけ)。
Appleのまねとか言われても2億コピー出荷とかっていうのもあるな。
2番手にはいくつか戦略がある。
多分、一番まずいのは、パチモノではなくて、ニセモノをやることだろう。ニセモノはどれだけ継続しようが、良い仕事をやろうが、自分のブランドを確立できない。
パチモノは、マーケットシェアをうまく奪って、その金をうまく回せば、自立するチャンスがありそうだ。というか、そういった実例を見ているわけだ。ずるいと言えばずるいのは、スタートダッシュのためのエネルギーを他人のフンドシを利用している点かな。でも、本当に他人のふんどしを借りるのは悪いことなんだろうか? ここで奪われたふんどしの分って、ホンモノから見れば本来は自分のきんたまを隠すために利用できるように感じるんだろうけど、実際には、ホンモノのきんたまには興味がないシラミが湧くだけのような(変な言い回しをしたので、わけがわからなくなってしまったが、CDの売り上げが共有で減るとか、ブックオフのせいで新刊の売り上げが落ちるとか問題と同じだろう。実際には関係ないんじゃないかもってやつ。でもパチモンが怖いのは共有やブックオフと違って、継続することで、ホンモノになってしまう可能性があることだ。ホンモノになってしまったら、それは同じドメインでのライバルだということだ。ふんどし担ぎじゃないから、そこまで育ってしまったらもう遅いとか)。
ホンモノとは別のところで勝負をかけるというのは、真のチャレンジに違いない。オリジナリティと、最初のローンチのために、その将来性に対する理解者を必要とするように思う。
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