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いつ読んだ時の反応か、という観点が抜けているだろ。
子供の頃であれば、かわいそうと感じるはずじゃないか、洋の東西を問わず?
おれは、確か、子供のころ読んでかわいそうな話だな、と感じたし、そういうネガティブな感情は多分、感動とそう遠くは無く、気づけば感動的な物語を読んだということになっているのではないだろうか?
たとえば、アンデルセンに青銅の豚の話があった(と記憶してる)が、同工異曲なかわいそうな話だった。ほかにもこういったある観点からは負け犬の話はそこらじゅうに転がっているだろう(マッチ売りの少女と書けば納得できる?)。で、幼心を痛めつけるのだ。たまたま子供用の本のリストから抜け落ちてしまったために、忘れ去られて、後から掬えなくなったというだけに思える。
アキカウリスマキは別ね。あれはそっちに張ってるわけだから(というか大人向けである)。
さて、日本の良い年したあんちゃんやおっさんに、フランダースの犬を読ませて、「この主役の小僧をどう思う?」と聞けば、「かわいそうな負け犬野郎だ、後味の悪い嫌な話だ。あっち行け」と、これまた洋の東西を問わずなるんじゃないか?
別の観点もありうる。
マッチ売りの少女は、凍え死んで天に召される。救済方法はフランダースの犬と変わらん。
違いはなにか?
ネロは画家という、それだけで食えないだろうと思われてしまう職業をある程度の年齢なのに選択しているところだ。マッチ売りの少女は、なんだかわからんがマッチを売るという商売で、このほうが一見すると安定した職業を選択しているうえに、より年齢が低い。
そのあたりが、洋の西でネロに対して風当たりが強い原因かも(多分、東でも同じだろう、大人になって読めば)。
つまり、芸術家が相手なしになって死ぬのは、語るに値しない予定調和なのであった。
Ruby 1.9.0を試してみたいけど、おれはWindowsだからという人は、考えてみたらExpress Editionを使えばよいわけですが、とはいってもMakeするのは面倒だったり、readlineとかopensslとかそろえるのは面倒だったりするだろうから、お試しパッケージということでRuby-1.9.0を一式パッケージ化したMSIを提供します。
ASRやExerbはもちろん、Visualu Rubyなども入っていない素のMSVCRT(VC++6SP5)版のRuby 1.9.0になります。
以下が含まれます。サイズは15MB近くとでかいので注意。
・1.9.0 リファレンスマニュアル (chm版)
・include、lib、riなど1.9.0のnmake install対象すべて。rbconfig.rbは修正が必要かも
・Vista対応
・openssl(0.9.8g)
・readline
・zlib
・iconv(1.9.1)
・tcltk84用tcltklib.so
・この忙しいのにしっかりと入ったgoruby
再配布もご自由にどうぞ。
なお、アンインストールには信じられないくらいの時間がかかります。
★Vista利用時のヒント
gemとか使いたい場合は、ruby-1.9 consoleを管理者権限で起動してください。(追記:ショートカットは管理者権限では起動できませんでした。別途md.exeを管理者権限で起動して、パスを通してgemしてください)
追記(12/29) 今さら遅いかも知れないけど(なんか想定以上のダウンロード数だし)、なぜASRとかExerbとか僕のディストリビューションなら入っていて当たり前のものを「……はもちろん」という言い方で入れてないか、とか、「試してみたいけど」と書いてあるのかとか、15MBもあるのにinfoseekにサーバー負荷を肩代わりしてもらってないのかとか、は当然の了解があると思ってるわけだけど、これはあくまでも人柱用パッケージですよ。
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arton先生!待ってましたよ!。というわけで、いただいていきます(笑)